ニュース: 研究成果
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研究成果 2014年1月28日
すばる望遠鏡、合体銀河中の超巨大ブラックホールの活動性に迫る
国立天文台の研究チームは、すばる望遠鏡を用いて29個の合体銀河の高解像度赤外線観測を行い、合体銀河中の超巨大ブラックホールの活性化は、ごく周辺のガスの運動などによって決まる「個性」があることを示唆する結果を得ました。
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研究成果 2014年1月17日
アルマ望遠鏡が見つけた巨大惑星系形成の現場
アルマ望遠鏡を使った観測により、親星からはるか遠い場所で惑星が誕生しつつある強い証拠が初めてとらえられました。この結果は、太陽系の形成理論の想定を塗り替え、宇宙における惑星系の多様性の起源に迫るものです。
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研究成果 2013年12月 6日
銀河が奏でる行進曲〜 すばる望遠鏡 FMOS が明らかにする宇宙初期の大質量銀河の成長 〜
国際研究チームは、すばる望遠鏡に搭載されたファイバー多天体分光器FMOSを用いて深宇宙を観測し、100億年前の銀河で新しい星々が非常に活発に形成されている様子を捉えました。
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研究成果 2013年11月22日
アルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡で迫る宇宙初期の巨大天体ヒミコ
日米の国際研究チームは、宇宙初期に存在する巨大な天体「ヒミコ」をアルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡で観測しました。その結果、ヒミコが原始的なガスを主体とする天体である可能性が高いことが分かりました。
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研究成果 2013年11月 5日
軌道面が傾いた小惑星の人口調査
すばる望遠鏡で観測された400個以上の小惑星を分析した結果、黄道面(地球の公転面)に対して大きく傾いた軌道では、黄道面付近の小惑星に比べて直径1キロメートル未満の小さな天体が少ないことが分かりました。
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研究成果 2013年10月24日
超巨大ブラックホール周辺での特異な化学組成の発見 - 新たなブラックホール探査法の開発に向けて
東京大学を中心とする国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて、銀河の中心にある活動的な超巨大ブラックホール周辺の高密度分子ガスを、過去最高の感度で詳細に観測することに成功しました。
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研究成果 2013年10月10日
太ったブラックホールは都会育ち:仮想天文台による“観測”成果
国立天文台の研究チームは、インターネットを利用した「仮想天文台」を使った研究で、巨大ブラックホールの質量が大きいほど、より銀河が密集した領域にあることを明らかにしました。
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研究成果 2013年10月 4日
アルマ望遠鏡が発見した、赤ちゃん星を包む大きな温かい繭
電気通信大学の研究者を中心とする国際研究グループは、アルマ望遠鏡を用いてわし座にある赤外線暗黒星雲を観測し、生まれたばかりの若い星のまわりに温かく巨大な分子の雲を発見しました。
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研究成果 2013年9月12日
「視力50万の瞳」が捉えたソンブレロ銀河の中心に潜む超巨大ブラックホールの周辺構造
国立天文台の研究チームは、位相補償VLBI手法を駆使し、ソンブレロ銀河の中心に潜む超巨大ブラックホールの周辺構造を、すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡の100倍以上細かい解像度で検出・撮影することに世界で初めて成功しました。
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研究成果 2013年9月 4日
青い光で見るスーパーアースの空
国立天文台と東京大学を中心とする研究チームは、すばる望遠鏡を用いてスーパーアースGJ1214bの空を観測し、この惑星が水蒸気を主成分とする大気を持つ可能性が高いことを明らかにしました。