ニュース: 研究成果
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研究成果 2015年3月 5日
すばる望遠鏡が捉えたラブジョイ彗星(C/2013 R1)の尾の素早い変化
すばる望遠鏡でラブジョイ彗星を詳しく観測したところ、イオンの尾の構造が20分ほどの間に大きく変化していたことを発見しました。
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研究成果 2015年2月27日
スーパーコンピュータ「京」で解き明かした宇宙線加速:天体衝撃波における高エネルギー電子生成機構の新理論を発表
スーパーコンピュータ「京」を用いたシミュレーションによって、超新星残骸衝撃波をはじめとする様々な天体衝撃波で高エネルギーの電子を効率よく生成することができるメカニズムを明らかにしました。
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研究成果 2015年2月26日
アルマ望遠鏡、巨大ブラックホール周囲に驚くほどマイルドな環境を発見
国立天文台を中心とする研究グループは、アルマ望遠鏡を用いて渦巻銀河M77の観測を行い、その中心部に存在する巨大ブラックホールのまわりに有機分子が集中して存在することを初めて明らかにしました。
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研究成果 2015年2月18日
新星爆発は宇宙のリチウム合成工場だった
国立天文台などの研究チームは、2013年8月に現れた新星爆発をすばる望遠鏡で観測し、3番目に軽い元素であるリチウムがこの新星で大量に生成されていることを突き止めました。
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研究成果 2014年12月 4日
双子の赤ちゃん星を育むガスの渦巻き
アルマ望遠鏡を使った観測で、双子の赤ちゃん星のまわりにガスと塵の渦巻きが発見されました。またこの渦巻きのあいだを通って、ガスが赤ちゃん星に向かって落下していく様子も初めて観測されました。
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研究成果 2014年11月19日
すばる望遠鏡の限界に挑んだ最遠方銀河探査 〜 宇宙初期に突然現れた銀河を発見 〜
東京大学宇宙線研究所の研究者をはじめとする研究チームは、すばる望遠鏡の広視野カメラSuprime-Camを用いてビッグバンからわずか7億年後の宇宙にある銀河を7個見つけました。
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研究成果 2014年11月 7日
アルマ望遠鏡、「視力2000」を達成!— 史上最高解像度で惑星誕生の現場の撮影に成功
人間の視力に換算すると視力2000という天文学史上最高の解像度で、おうし座HL星を取り囲むチリの円盤の撮影に成功しました。 惑星の誕生・成長過程の理解が飛躍的に進むと期待できます。
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研究成果 2014年9月17日
銀河衝突で作られる巨大ガス円盤 ~円盤銀河誕生の謎に電波で迫る
アルマ望遠鏡などによる37の衝突銀河の観測により、銀河どうしが衝突した後に高い確率でガスの円盤構造を持つ銀河が作られることが初めて確かめられました。天の川銀河のような円盤銀河の起源に迫る、重要な成果です。
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研究成果 2014年8月22日
天の川銀河の星の元素組成で探る宇宙初代の巨大質量星の痕跡
国立天文台などの研究チームは、すばる望遠鏡を用いて天の川銀河内の星の調査を行い、これまでに知られていない特異な元素組成をもつ星を発見しました。
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研究成果 2014年8月18日
謎の宇宙竜巻「トルネード」の形成過程を解明
謎の宇宙竜巻「トルネード」。国立天文台野辺山45メートル電波望遠鏡などを用いた詳細な電波観測から、その形成過程が解明されました。