ニュース: 研究成果
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研究成果 2015年7月 2日
すばる望遠鏡 Hyper Suprime-Cam が描き出した最初のダークマター地図
研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Camでの観測初期に取得されたデータを用いた解析から、2.3平方度にわたる天域におけるダークマターの分布を明らかにしました。
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研究成果 2015年6月23日
854個もの「超暗黒銀河」をすばる望遠鏡アーカイブから発見
光で見える物質はたった1% 以下で、残りの99%以上は暗黒物質が占める非常に淡い光の銀河「超暗黒銀河」。すばる望遠鏡のアーカイブデータから、かみのけ座銀河団の中に854個もの超暗黒銀河を発見しました。
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研究成果 2015年6月18日
アルマ望遠鏡によるブラックホールの精密体重測定
総合研究大学院大学の研究グループは、アルマ望遠鏡を用いて棒渦巻銀河NGC 1097を観測し、その中心に位置する超巨大ブラックホールが太陽の1億4000万倍の質量をもつことを明らかにしました。
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研究成果 2015年6月 9日
視力13,000を達成!アルマ望遠鏡と重力レンズ望遠鏡のかけ合わせでモンスター銀河の真の姿をとらえることに成功
東京大学と国立天文台の研究グループはアルマ望遠鏡で観測したモンスター銀河SDP.81の内部構造を解明するとともに、手前の銀河に超巨大ブラックホールがあることを世界で初めて示しました。
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研究成果 2015年6月 3日
大量のガスを一気に呑みこむ小さな怪物天体
国際研究チームは、非常に強いX線を発する謎の天体「超高光度X線源」のうち4天体を国立天文台すばる望遠鏡を用いて観測し、4天体すべてが「意外に小さな」ブラックホールである証拠を得ました。
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研究成果 2015年6月 1日
国立天文台ハワイ観測所スタッフ、太陽系外の「カイパーベルト」を発見
国際研究チームはジェミニ南望遠鏡を使った観測により、ケンタウルス座の方向にある太陽型星HD 115600の周りに塵がリング状に分布した構造があることを発見しました。
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研究成果 2015年5月12日
r過程元素の起源解明に大きく前進
理化学研究所が新たな放射性重元素110個を生成し、国立天文台理論研究部の研究者がそのデータを用いてr過程の理論計算に用いたところ、超新星爆発での元素合成シナリオと矛盾しない結果が得られました。
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研究成果 2015年5月 1日
スーパーコンピュータによる、宇宙初期から現在にいたる世界最大規模のダークマターシミュレーション
千葉大学などによる研究グループは、理化学研究所計算科学研究機構のスーパーコンピュータ「京(けい)」と、国立天文台の「アテルイ」を用いた、宇宙の構造形成の大規模シミュレーションを行いました。
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研究成果 2015年4月 7日
アルマ望遠鏡、遠方銀河と小惑星を超高解像度で撮影
アルマ望遠鏡が、超高解像度観測でまた一つ天文学の扉を開きました。2014年10月に行われた観測で、117億光年かなたの銀河SDP.81を解像度0.023秒角(人間の視力に換算すると2600)で鮮明に写し出したのです。
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研究成果 2015年3月31日
アルマ望遠鏡が描き出した大質量星団の複雑な誕生現場
茨城大学を中心とする研究グループは、アルマ望遠鏡を用いて巨大な星が生まれつつある領域IRAS 16547-4247を観測しました。その結果、原始星から噴き出すガス流が少なくとも2つあることがわかりました。
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