自然科学研究機構 国立天文台

854個もの「超暗黒銀河」をすばる望遠鏡アーカイブから発見

研究成果

ニューヨーク州立大学および国立天文台の研究者からなる研究チームは、すばる望遠鏡アーカイブデータを解析し、かみのけ座銀河団の中に854個もの「超暗黒銀河」が存在することを発見しました。かみのけ座銀河団は昔から研究が盛んに行われている有名な銀河団にもかかわらず、2014年のおわりに47個の超暗黒銀河が初めて見つかり話題となっています。今回の研究で854個もの存在が確認されたことで、かみのけ座銀河団内での分布や超暗黒銀河の中にある星の種族が明らかになりました。

すばる望遠鏡によるB、R、iバンド画像を合成した疑似カラー画像。かみのけ座銀河団の中心に近い6分角×6分角の領域を切り出したものです。黄色の丸が2014年おわりに見つかった47個の超暗黒銀河のうちの2つです。すばる望遠鏡アーカイブデータから、さらに緑色の丸で囲まれた超暗黒銀河が見つかりました。オリジナルサイズ(3.7MB)

この研究成果は、アメリカ天文学会の天体物理学誌『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ』のオンライン版に、2015年6月24日付で掲載される予定です(Koda et al. 2015, "Approximately A Thousand Ultra Diffuse Galaxies in the Coma cluster")。

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