- 研究成果
銀河が奏でる行進曲〜 すばる望遠鏡 FMOS が明らかにする宇宙初期の大質量銀河の成長 〜
国際研究チームは、すばる望遠鏡に搭載されたファイバー多天体分光器FMOSを用いて深宇宙を観測し、100億年前の銀河で新しい星々が非常に活発に形成されている様子を捉えました。また、大質量銀河を取り巻くガスは重元素やダスト(星間固体微粒子)を豊富に含んでいることが確かめられました。これは大質量銀河がこの時代にすでに十分に成熟していることを示唆しています。今回の研究成果は、宇宙の若い頃の姿がどのようなものだったか、という重要な問いに迫るものです。

この研究成果の一部は、2013年11月1日発行の米国の天体物理学専門誌『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ』に掲載されました。
THE FMOS-COSMOS SURVEY OF STAR-FORMING GALAXIES AT z ~ 1.6. I. Hα-BASED STAR FORMATION RATES AND DUST EXTINCTION
詳しくは、銀河が奏でる行進曲~ すばる望遠鏡 FMOS が明らかにする宇宙初期の大質量銀河の成長 ~(すばる望遠鏡)をご覧ください。