ニュース: 研究成果
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研究成果 2016年11月22日
銀河系に付随する極めて暗い衛星銀河の発見
国際共同研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)で撮像したデータの中から、私たちの住む銀河系に付随する衛星銀河を新たに発見しました。
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研究成果 2016年11月21日
太陽のあちらこちらに現れる謎の超音速現象の発見 ―太陽観測ロケット実験CLASPによる5分間の観測成果―
国立天文台を中心としたグループは太陽観測ロケットCLASPの観測した太陽の2次元画像から、わずかに明るい構造が毎秒150キロメートルから350キロメートルという超音速で伝播するという現象を発見しました。
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研究成果 2016年10月31日
太陽観測衛星「ひので」「IRIS」により得られた、波動による太陽彩層形成の証拠
ダイナミックに活動する太陽の彩層は、波動のエネルギーが熱に変わることで加熱され形成されていることが「ひので」と「IRIS」の協働により示唆されました。
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研究成果 2016年9月14日
巨大氷惑星の形成現場を捉えた〜アルマ望遠鏡で見つけた海王星サイズの惑星形成の証拠〜
茨城大学の研究者を中心とする研究チームはアルマ望遠鏡を用いた観測を行い、うみへび座TW星のまわりにある塵とガスの円盤のようすを詳しく描き出すことに成功しました。この円盤には海王星程度の大きさの惑星ができていると考えられます。
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研究成果 2016年9月 8日
横顔が輝く宇宙灯台:謎の超高輝度X線パルサーの正体をスパコンがあばく
X線で通常の何百倍も明るい天体は、ブラックホールに多量のガスが流れ込んで明るく光っていると考えられていましたが、スーパーコンピュータ「アテルイ」による計算で、中性子星でもブラックホールと同程度に光り得ることを示しました。
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研究成果 2016年9月 5日
銀河系外ホットコアを初検出!―生まれたばかりの星を包む暖かい分子の雲―
東北大学、東京大学、国立天文台、筑波大学からなる研究チームはアルマ望遠鏡を用いた観測により、私たちの住む天の川銀河以外の銀河に生まれたばかりの星を包むホットコアと呼ばれる分子の雲を発見しました。
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研究成果 2016年8月12日
超巨大ブラックホールへのガス降着の鍵は超新星爆発か?—アルマ望遠鏡で見えてきたブラックホール成長の現場—
東京大学、呉工業高等専門学校の研究チームは、アルマ望遠鏡などで得たデータを用いて、近傍宇宙の複数の銀河で中心の超巨大ブラックホールの周囲数100光年にわたって広がる低温・高密度な分子ガス円盤を調査しました。
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研究成果 2016年7月26日
夜空に浮かぶ太古の目
国立天文台などの研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCが撮影したデータの中から、2つの遠方銀河が手前にある別の銀河によって同時に重力レンズ効果を受けている、極めて珍しい重力レンズ天体を発見しました。
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研究成果 2016年6月17日
アルマ望遠鏡、観測史上最遠方の酸素を捉える
大阪産業大学をはじめとする研究チームは、アルマ望遠鏡を使って131億光年かなたの銀河に電離した酸素ガスがあることを初めて突き止めました。
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研究成果 2016年6月 7日
大学の天文台がタッグを組んで超新星の謎を解明
甲南大学を中心とする研究グループは、国立天文台が企画する光・赤外線天文学大学間連携を通じた共同研究によって、「限界を超えた超新星」の爆発前の姿を明らかにしました。