自然科学研究機構 国立天文台

水星が西方最大離角(2023年1月)

水星が西方最大離角 2023年1月18日から2月5日の出30分前 東京の星空
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水星探しにチャレンジしよう!

水星は、太陽系の最も内側を公転している惑星です。このため水星は、見かけの位置が太陽から大きく離れることがなく、見つけやすくなる時期は太陽からの見かけの位置が離れる「最大離角」前後に限られています。

1月30日に水星は西方最大離角を迎え、日の出前の南東の低空で見つけやすくなります。東京では1月21日から30日までの間、日の出30分前の水星の高度が10度を超えます。他の地域でも大きな違いはなく、水星を観察できるチャンスとなります。30日を過ぎて日の出30分前の高度が10度を下回るようになっても、このころの水星は明るさがマイナス0.1等あるため、2月上旬までは探しやすいかもしれません。

山や高い建物等で視界が遮られていると、空の低い位置までを見渡すことができません。低空にある水星を見つけるためには、東から南東の空が開けている場所を選びましょう。低空に雲のない、良く晴れた日が観察には最適です。しかし、夜明け前のほの明るい空の中に水星を探すのは難しいかもしれません。そのような時は、双眼鏡を使うと探しやすくなります。双眼鏡を使う際は太陽を見ないよう、日の出の前には余裕を持って観察を終えるようにしてください。

(参照)暦計算室ウェブサイトこよみの計算」 では、各地の日の出入りの時刻や水星の高度について調べることができます。また「こよみ用語解説」の「天象」の項では、最大離角などの惑星現象の用語について解説しています。