国立天文台の将来計画

Q&A

[#1]
Q:  国立天文台の職員が、国立天文台のサイエンスロードマップ(SRM)に載っていない研究を行うことは問題ないのでしょうか?
A:  問題ありません。

[#2]
Q:  どのようなグループがSRMに提案すべきですか?
A:  最終的に国立天文台で行われる、あるいは国立天文台が関わるプロジェクトを推進したいグループが提案してください。 ここでいうプロジェクトとは、特定の達成目標を持ち、一定期間にその目標を達成することを使命とする"計画"を指します。 科学研究部やセンターなど、プロジェクト的性格を持たない国立天文台内の研究活動や組織までを網羅するものではありません。

[#3]
Q:  2033年度以降にメインに開発したり観測するプロジェクトについても、次期中期計画期間(2028−2033年度)において準備等を行うようであれば対象となるのですか?
A:  対象になります。

[#4]
Q:  コミュニティからのフィードバックはどのように行われるのでしょうか?
A:  科学戦略委員会には主要コミュニティからの委員が入っていますので、まずはその委員とコンタクトをお願いします。

[#5]
Q:  SRM掲載計画提案書(以下、提案書の提出後に、計画のアップデートは可能ですか?
A:  提案書のヒアリング期間内(2025年1月から7月頃まで)、さらに選定後の実施計画提案時(2026年前半)にも、アップデートは可能と考えています。

[#6]
Q:  2024年度の将来シンポジウムでは、SRM提案書に記載する11項目について、そのドラフトを提示するという理解でよいでしょうか?
A:  はい、その通りです。

[#7]
Q:  (タウンミーティング説明資料に)SRM提案の選定基準について、「国立天文台で実施する必然性があるか」と書かれています。 計画によって他の機関が主導し、国立天文台がメインではない(例えば50%以下の寄与)提案も考えられます。 そのような計画も、今回のSRM提案書提出の対象となるのですか?
A:  提出していただいて問題ありませんが、国立天文台で実施する必然性は評価されることになります。

[#8]
Q:  Letter of Intent (以下LOIは日本語でよいでしょうか?(続いて提出する)提案書についても、言語の指定はありますでしょうか?
A:  LOIは日本語でも英語でも可とします。提案書は英語でお願いします。

[#9]
Q:  LOIのフォーマットは、計画全体の予算などを記載する形式になっており、プロジェクト・ベースの提案を想定しているように思いますが、 サイエンス・ベースの提案も受け付けてもらえますでしょうか?
A:  はい、サイエンスベースの提案も受け付けますので、ぜひご応募ください。
(as of 20240925)

[#10]
Q:  特定の研究計画に参加できる研究者は、国外の研究機関所属の方でも良いでしょうか?
A:  特に制限は設けていません。

[#11]
Q:  「運営費交付金」あるいは「新規大規模学術フロンティア促進事業への提案」を希望する場合、それぞれどの程度の予算規模を想定して、計画を立てるべきでしょうか?
A:  (国立天文台の)運営費交付金によるプロジェクトは、 タウンミーティング説明資料の16ページに示されたように、 総額15億円/年が使える総額です。これで複数のプロジェクト(既存のものの延長も含む)を実施すると想定してください。大規模学術フロンティア促進事業は、 「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想ロードマップの策定-ロードマップ2020-」 の3ページにも言及されているように、「長期(5-10年またはそれ以上)の実施期間と予算総額数十億円超の規模を有する」ものです。

[#12]
Q:  LOIが出揃ったあと、提出された他のLOIと調整(科学目標の一部が重複している場合、すみ分けをした方が良いと思われる計画の吟味など)が行われるでしょうか?
A:  12/3-6の将来シンポジウムでのプレゼン、来年実施されるヒアリングなどの選考プロセスの中で、調整をお願いすることはありうると考えています。

[#13]
Q:  9/4、9/9に行われたタウンミーティングの録画は公開されているでしょうか?
A:  公開はされていませんが、希望者には個別に対応させていただいています。
(as of 20241007)

[#14]
Q:  LOIの<項目12>「計画の実施期間(既存の計画の場合は過去の期間も含む)」について。まだ先の将来計画の場合、"計画の実施期間”とは、その装置を完成させるまでの期間でしょうか。 あるいは、例えば望遠鏡の場合、完成して使い続ける期間も含めるべきでしょうか?
A:  基本的には、設定したサイエンス目標を達成するまでがプロジェクトとなりますので、運用も含まれます。特に、その運用にNAOJが関わることを想定している場合は、 具体的にどのように関わるかについてもご記入ください。

[#15]
Q:  LOIの<項目22> 「上記の中で期待する国立天文台の資金(総額,もしくは年度毎の額)」について。"国立天文台の資金”は何を指すの でしょうか?
A:  フロンティア事業費(概算要求)と、運営費交付金(承継職員人経費を除いたもの)です。この2つに分けて、もしくはいずれかを明示して、ご記入ください。 運用が第6期以降(2034年度以降)になる場合は、可能であれば運用期の年度ごとに、運営費を<項目22>、 その活動内容と意義を<項目23>に、ご記入ください。

[#16]
Q:  LOIの<項目7> 「参加している国立天文台の研究者名のリスト」(500文字まで可能)について。 現在の案ではプロジェクトの研究者を列挙していますが、どこまで含めたらよいでしょうか?研究系だけでなく、技術系職員を含めてもよいでしょうか?
A:  技術系職員を含めてもよいです。併任の方についても、そのことを明示してご記入ください。
(as of 20241010)

[#17]
Q:  プロジェクトを遂行するために承継職員を新たに雇用したい場合、 LOI提案書にはそれぞれどのように記入したら良いでしょうか?
A:  承継職員を新たに雇用する場合は、
LOI には、<項目23> 「国立天文台で実施する活動とその意義」 もしくは <項目24> 「国立天文台に期待する役割(特にATC/ADCへの依頼事項、実験スペース、データアーカイブなど)」 にご記入ください (それぞれ300文字まで)。
提案書には、 「9. Project Organization (組織)」 もしくは「10. Why NAOJ ?」に、明示的にかつ具体的(人数など)に書いてください。
なお、特任研究員などの雇用の費用は、 LOI<項目22>「期待する国立天文台の資金(総額,もしくは年度毎の額)」、提案書 「8. Cost assessments, budget line and status」 に計上してください。
(as of 20241129)




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