ほしぞら情報2025年11月
月が土星に接近(2025年11月)

宵の空で十三夜の月と土星が共演
11月上旬の日の入り後、南東の空には土星が見えています。2日には、5日に満月となる月が土星に約2.4度の離角(注1)(満月の見かけの直径の約5倍)まで近づきます。0.8等の明るさで輝く土星は、月明かりがあってもすぐに見つけることができるでしょう。
また、11月2日は太陰太陽暦(注2)の9月13日にあたります。この日の夜のことを「十三夜」と呼び、日本ではお月見をする習慣があります。十三夜は、「後(のち)の月」 「豆名月」 「栗名月」とも呼ばれます。今年の中秋の名月は10月6日です。2度目のお月見を土星と合わせて、ぜひご覧になってください。
(参照)暦計算室ウェブサイト :「今日のほしぞら 」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。