ほしぞら情報2025年3月
月が木星、火星に接近(2025年3月)

夕空で月が木星・火星に相次いで接近
3月6日から9日にかけて、上弦前後の月が明るい惑星たちのそばを通過していきます。6日にはマイナス2.3等の木星と月が接近します。8日と9日には、月はマイナス0.1等の火星と接近します。今回、月と火星が最も接近するのは9日9時30分頃で、火星は月から満月の1.5倍ほど離れた位置にまで近づきますが、日本ではこの時間には月も火星も地平線の下にあるため、見ることはできません。
(参照)暦計算室ウェブサイト :国立天文台暦計算室の「こよみの計算 」では、各地の月の出入り時刻、惑星の出入り時刻などを調べることができます。また暦象年表の「太陽系天体の出入りと南中 」でも、各地の惑星の出入り時刻などを調べることができます。「今日のほしぞら 」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。