ほしぞら情報2025年1月
月が金星、土星に接近(2025年1月)
夕方、月が金星と土星に相次いで接近
夕方の南西の空には、宵の明星とも呼ばれる金星と、それよりもやや暗いものの周りの星座の星々よりも目立つ土星が見えています。1月3日から5日にかけて、細い月が金星と土星に相次いで接近して見られます。
3日は、月が金星のやや下側に位置します。4日には、月が金星と土星の間に入り、明るい3つの天体がほどよく並んで印象的な光景となりそうです。5日になると、月は土星の上側へと移動します。3日間続けて観察すると、金星や土星とくらべて月の移動量が大きいことが実感できます。それぞれ明るい天体ですので、毎日同じ時間に写真撮影をするなど記録をとって比較してみると、位置関係の変化がよりわかりやすくなるでしょう。
(参照)暦計算室ウェブサイト :「今日のほしぞら 」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。