ほしぞら情報2024年11月

宵の南の空で、土星と月が並ぶ(2024年11月)

宵の南の空で、土星と月が並ぶ。2024年11月9日から12日19時の東京の空
画像:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

宵の南の空を見上げてみよう

11月10日と11日 、宵の南の空で上弦を過ぎた月と0.8等の土星が並んで見えます。10日には土星の西側にいた月が、11日には東側に来ています。一晩で月の位置がどのくらい変わるかが分かりやすいでしょう。11日の10時頃に、土星と月は最も接近するのですが、残念ながら日本では昼間の時間なので見られません。

土星の真下に、秋の星座の中でたったひとつの1等星、みなみのうお座のフォーマルハウトが輝いています。日本では「秋のひとつ星」や「南のひとつ星」と呼ばれるフォーマルハウトですが、秋の清々しい空気を思わせるような、落ち着いた白い色をしています。

(参照)暦計算室ウェブサイト 今日のほしぞら 」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。

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