自然科学研究機構 国立天文台

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C プロジェクト

チリ観測所

チリ観測所とは

アルマ望遠鏡(ALMA)を完成させてその科学運用をしっかり支え、そこからすばらしい科学的成果を生み出すために、チリ観測所は2012年4月に発足しました。日本・台湾・韓国、北米、欧州およびチリの国際協力によってチリ・アンデスの標高5000メートルの高原で運用されるアルマ望遠鏡は、口径12メートルおよび7メートルの合計66台のパラボラを組み合わせることで、ミリ波やサブミリ波という波長の短い電波で天体を観測する画期的な望遠鏡です。ビッグバン直後の銀河の誕生や、いまも若い星のまわりで続く惑星系の誕生、そして宇宙の中で生命が誕生した歴史など、重要な研究分野で続々と成果を挙げています。チリ観測所は、チリでアルマ望遠鏡の運用・保守を分担するとともに、口径10メートルのASTEサブミリ波望遠鏡の運用も行い、三鷹の「東アジアアルマサポートセンター」では、全国の大学等の研究者がどんどんアルマ望遠鏡を使って研究できるようお手伝いをしています。

観測画像

アルマ望遠鏡が超高解像度で撮影した、若い星うみへび座TW星の周囲の塵円盤

アルマ望遠鏡が超高解像度で撮影した、若い星うみへび座TW星の周囲の塵円盤。円盤に見える複数の暗い隙間は、ここで惑星が作られている可能性を示している。中央部には、地球軌道とほぼ同じ大きさの隙間も見えている。

おもな望遠鏡

アルマ望遠鏡

アルマ望遠鏡

66台のパラボラを組み合わせることで、「視力6000」に相当する圧倒的な性能で電波とらえることができる望遠鏡。

アステ望遠鏡

アステ望遠鏡

アタカマ砂漠に設置された直径10メートルのサブミリ波望遠鏡。