ほしぞら情報2026年11月
水星が西方最大離角(2026年11月)
日の出前の東の空で水星を探してみよう
水星は、太陽系の最も内側を公転している惑星です。このため水星は、見かけの位置が太陽から大きく離れることがなく、見つけやすくなる時期は太陽からの見かけの位置が離れる「最大離角」前後に限られています。
11月21日に水星は西方最大離角を迎えます。東京では15日から29日の間、日の出30分前の水星の高度が10度を超え、見つけやすくなります。水星よりも少し空の高い位置には金星があります。30日にマイナス4.9等の最大光度となる金星(「月が金星に接近」を参照)は、水星を探すときの目印になるでしょう。夜明け前の薄明の中で水星を探すことは簡単ではありませんが、双眼鏡を使うと見つけやすくなるでしょう。双眼鏡を使う際は、太陽を双眼鏡で見ることのないよう、日の出の前には観察を終えるようにしてください。
(参照)暦計算室ウェブサイト :「こよみの計算 」では、各地の日の出入りの時刻や水星の高度について調べることができます。また「こよみ用語解説 」の「天象」の項では、最大離角などの惑星現象の用語について解説しています。