ほしぞら情報2026年2月
月が水星、土星に接近(2026年2月)
日の入り後の西の空で、月が水星、土星に相次いで近づく
2月19日から20日にかけて、日の入り後の西の空で月が水星、土星に相次いで接近します。太陽に近く、観察可能な時でも低い空にあるため見づらい水星ですが、2月下旬のこの頃は、ちょうど夕方の西の空で見頃を迎えています。2月19日には、水星のすぐ上に月齢2のいわゆる三日月が見られます。細い月なので必ずしも見やすくはありませんが、夕焼けの残る空に見つけることができると、その下に位置する水星を探すための良い目印になりそうです。
また水星よりも高い位置で、やや南より(左より)の空には、土星が見られます。19日には月の方が低い空に見えますが、翌日の20日には月が土星よりも高い位置に移動します。月と土星の位置関係が変わる様子も、合わせてお楽しみください。
参照:
- ほしぞら情報:水星が東方最大離角(2026年2月)
- 暦計算室ウェブサイト :「今日のほしぞら 」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。