ほしぞら情報2025年9月

東京の星空・カレンダー・惑星(2025年9月)

概要

今月は、9月8日に皆既月食があります。約3年ぶりに日本全国で見られる皆既月食です。また、月と金星、木星が接近する様子も見られます。土星は観望の好機を迎え、一晩中夜空に輝いています。

東京の星空

東京の星空(2025年9月中旬21時頃)
画像:中解像度(2000 x 2000) 高解像度(5500 x 5500)

カレンダー(9月)

6日天王星が留
7日白露(太陽黄経165度)
8日満月 / 皆既月食(日本では全国で皆既食が見られる) 参照:月食各地予報
13日水星が外合
14日下弦
15日敬老の日
20日彼岸の入り
21日土星が衝
22日新月 / 部分日食(日本では見られない) 参照:日食各地予報
23日秋分の日 / 秋分(太陽黄経180度) / 海王星が衝
30日上弦

惑星

水星
上旬は日の出前の東の低空に位置しています。13日に外合となり、以後は日の入り後の西の低空に位置するようになります。見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。
金星
日の出前の東の低空に見えます。明るさはマイナス3.9等
火星
日の入り直後の西の低空に位置していますが、見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。
木星
ふたご座を東に移動しています(順行)。日の出前の東の空に見え、明るさはマイナス2.0等からマイナス2.1等。
土星
うお座を西に移動し(逆行)、下旬にはみずがめ座に移ります。21日に衝となります。衝の頃は日の入りの頃に東の空に姿を現し、真夜中頃に南中します。明るさは0.7等から0.6等。

(参照)暦計算室ウェブサイト今日のほしぞら 」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。こよみ用語解説 天象 の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。

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