自然科学研究機構 国立天文台

      

ほしぞら情報 2016年11月

アルデバラン食

アルデバランが月に隠される様子を観察しよう

各地のアルデバラン食
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11月16日の未明、満月過ぎの明るい月がおうし座の1等星アルデバランを隠す「アルデバラン食」が起こります。

ほぼ日本全国で、潜入から出現までの現象を通して観察することができます。空の高いところで起こるため、良い条件で見ることができますが、望遠鏡や双眼鏡を使うとより詳しく観察できます。 東京では、アルデバランが月の明るい縁に隠される「潜入」が2時23分頃、アルデバランが月の暗い縁から現れる「出現」が3時27分頃です。出現後には、月のすぐ近くでオレンジ色に輝くアルデバランを確認することができるでしょう。

潜入と出現の時刻は地域によって異なります。また、南西諸島の一部ではアルデバラン食は起こらず、月とアルデバランの接近となります。日本国内のおもな地点におけるアルデバラン食の予報時刻は、次の通りです。

おもな地点のアルデバラン食予報
地名潜入時刻(アルデバランの高度)出現時刻(アルデバランの高度)
札幌2時18.0分(55.0度)3時28.7分(43.9度)
仙台2時21.5分(57.7度)3時29.8分(45.6度)
東京2時23.4分(59.6度)3時27.3分(47.7度)
京都2時17.0分(63.7度)3時20.4分(52.3度)
福岡2時08.3分(69.1度)3時09.1分(59.1度)
那覇食ではなく接近となります