自然科学研究機構 国立天文台

      

ほしぞら情報 2016年10月

月が金星・土星・火星に接近

夕方の空で月と惑星を観察しよう

2016年10月6日 18時 東京の星空
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夕方の南西の空を眺めると、3つの惑星を見つけることができます。西(右)から金星、土星、火星です。3日から9日にかけては、月がこれら3つの惑星に次々と接近するようすが楽しめます。

3日と4日には新月後の細い月が金星に接近します。マイナス3.9等ととても明るい金星と月の接近は、たいへん目を引きます。空が暗くなるにつれて、月の暗い部分が地球からの反射光でうっすらと光る「地球照」が見えてくるかもしれません。

月は日に日に西から東へと移動していき、6日には0.5等の土星に約3度まで近づきます。これは、月の見かけの直径の約6倍にあたります。さらに移動を続けた月は、8日には火星に近づきます。火星は5月末の最接近から4カ月以上が過ぎていますが、明るさはまだ0等級と明るく、夜空でも存在感を見せています。

参照:暦計算室ウェブサイト

国立天文台暦計算室の「こよみの計算」では、各地の日の出入り、月の出入り、月齢などを調べることができます。代表的な都市での惑星や月の見え方は、国立天文台暦計算室の「今日のほしぞら」で調べることができます。こよみ用語解説天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。