自然科学研究機構 国立天文台

      

ほしぞら情報 2016年9月

中秋の名月

美しい月を眺めよう

2016年9月15日21時頃 東京の空
大きい画像をダウンロード:中解像度(1200 x 759) 高解像度(5500 x 3480)

今年の中秋の名月は9月15日です。

「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(注)で8月15日の夜の月のことをいいます。農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。

今年は中秋の名月が9月15日、その翌々日の9月17日4時5分が満月と、中秋の名月と満月の日が2日ずれています。中秋の名月は、新月となる日から数えて15日目の夜の月のことを指し、満月は、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間の月を指します。このように、それぞれ決め方が違うことから、日付にずれが生じることがあるのです。前回中秋の名月と満月が2日違いだったのは2007年と、9年も前のことでしたが、次に2日違いとなるのは来年(2017年)です。

また、太陰太陽暦での9月13日の夜を「十三夜」と呼び、日本ではその夜にもお月見をする習慣があります。十三夜は、「後(のち)の月」「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。今年の十三夜は10月13日です。

注:明治以前の日本で使われていた暦。月の満ち欠けを元に1か月の日付が決められていた。