自然科学研究機構 国立天文台

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太陽フレア望遠鏡

太陽フレア望遠鏡とは

太陽フレア望遠鏡は三鷹キャンパス構内の西の端に設置された、太陽観測科学プロジェクト、三鷹太陽地上観測の主力観測装置です。1990年の観測開始当初は口径15センチメートルと20センチメートルの望遠鏡が2本ずつ搭載されており、太陽磁場分布と太陽大気のガスの流れの計測と、黒点の形の変化や水素のHα線によるフレアの観測を行なってきました。2007年に改修を始めて、口径15センチメートルが1本と12.5センチメートルが2本の構成になりました。2010年からは太陽全面にわたる観測を行なっています。現在は3本の望遠鏡で、赤外偏光観測による全面磁場、Hα線による彩層の全面画像、連続光・Gバンドによる光球の全面画像、 CaK線による彩層の全面画像の観測を行っています。

太陽フレア望遠鏡

研究

2010年以降は最新技術の観測装置が搭載され、赤外線偏光観測により太陽全面の磁場を精密計測し、太陽の磁気活動の駆動メカニズムの研究を行っています。また、太陽の光球から発せられる可視光線、彩層から発せられるHα線を太陽全面にわたり取得することによって、長期にわたる太陽活動の変動を監視しています。

スペック

所在地三鷹キャンパス(東京都三鷹市大沢)
主な製造メーカー株式会社ニコン
主な観測装置T1:Hα太陽全面撮像装置(口径12.5センチメートル、焦点距離225センチメートル)
T2:赤外線スペクトロポラリメータ(口径15センチメートル、焦点距離180センチメートル)
T4:Gバンド・連続光太陽全面撮像装置(口径12.5センチメートル、焦点距離225センチメートル)
注:T1と T4は15センチメートルのレンズを12.5センチメートルに絞って観測に使用している

歴史

1990年(平成2年)観測開始
2010年(平成 22年)赤外スペクトロポラリメータ完成、観測開始
2011年(平成23年)Hα線全面観測開始
2012年(平成24年)連続光・Gバンド全面観測開始
2015年(平成27年)CaK線全面観測開始

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