天文情報センターとは
天文学のめざましい進展に伴い、最新の天文学の情報を、インターネットなどを用いて、一般社会にすみやかに発信することが強く求められるようになってきました。全国各地の公開天文台、科学館、博物館、プラネタリウムなどの天文学関連の社会教育施設と連携し、天文学情報の収集と発信、科学コミュニケーションの核となる組織として、平成10年度より当センターが発足しました。センターでは、天文学の最新の成果、日本の暦や時刻、観測環境の保護、天体現象などの天文情報について発信し続けています。そのためにセンター内には、広報室、普及室、国際天文学連合・国際普及室、暦計算室、出版室、周波数資源保護室、天文保時室、総務室が設けられています。石垣島天文台も当センターに所属し、南の島で天文台の一般公開や研究観測などに努めています。さらに多くの天文関連図書や稀覯本を擁する図書室も当センターに属し、一般向けにも閲覧サービスを行っています。
天文情報センターの活動
三鷹本部には、天体観望や観測実習などの社会教育を目的とした口径50センチ公開望遠鏡(フォーク型反射望遠鏡)が設置されています。毎月第2土曜前日の金曜日、および第4土曜日の夜に一般市民を対象に定例観望会(事前申込制)を行っているほか、申し込みに応じて学生の課外授業、見学などにも幅広く対応しています。
平日に毎日行っている一般からの質問電話への対応。年間約1万件の質問に対応しています。
天文情報センター 公式サイト