自然科学研究機構 国立天文台

新彗星を日本人天体捜索者が発見

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図:岩本雅之さんが2020年1月9日午前5時39分(日本時)に撮影した新彗星。
岩本雅之さんが2020年1月9日午前5時39分(日本時)に撮影した新彗星。(クレジット:岩本雅之)

日本の天体捜索者が新彗星を発見しました。

徳島県の岩本雅之(いわもと まさゆき)さんは、2020年1月9日(日本時)の明け方、東の低空に新天体を発見し、国立天文台の新天体通報窓口に報告しました。この天体は、クリミアのボリソフさんも1月13日(世界時)に独立発見し、他の観測者による確認観測と合わせて解析したところ、新しい彗星であることが判明しました。

新彗星の軌道や符号・名称については今後発表されます。

岩本さんは、2018年11月および12月に彗星を立て続けに発見しており、これが4個目の発見となります。日本の天体捜索者による天体発見は、天文学に大きく貢献しています。

(2020年1月16日追記)

新彗星には「C/2020 A2 (Iwamoto)」という符号および名称が付けられ、岩本彗星と呼ばれることになりました。放物線軌道が計算され、それによると今後この彗星は明け方の東から北東の空を移動し、2月いっぱいは14等級程度の明るさで観測されると予想されています。

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