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新彗星を日本の天体捜索者が発見

岩本雅之さんが2018年12月19日午前5時11分(日本時)に撮影した新彗星
岩本雅之さんが2018年12月19日午前5時11分(日本時)に撮影した新彗星 画像(384KB)

11月8日に引き続き、日本の天体捜索者が新彗星を発見しました。

徳島県の岩本雅之(いわもと まさゆき)さんは、2018年12月19日(日本時)の明け方、南東の空に新天体を発見し、国立天文台の新天体通報窓口に報告しました。日本の天体愛好家を含めた確認観測により、この天体は新彗星であることがわかり、発見報を取りまとめている国際天文学連合小惑星センターは、この新彗星を岩本彗星(C/2018 Y1 (Iwamoto))として公表しました。軌道はまだ不確かですが、2019年2月上旬には地球にかなり接近し、一晩中観測可能な位置で6等級前後の明るさになると予報されています。

岩本さんは、11月の彗星独立発見に続いての発見となります。日本の天体捜索者による天体発見は、天文学に大きく貢献しています。

(2018年12月27日追記)

その後、追跡観測によって改良された軌道によると、この彗星は、2019年2月中旬に地球に接近し、ほぼ一晩中観測可能な位置で8等級台になると予報されています。

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