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IAU100年記念 太陽系外惑星命名キャンペーン、日本での名前募集始まる
国際天文学連合(IAU)の創立100周年を記念して、さまざまな行事やイベントが行われていますが、その中核の一つに太陽系外惑星命名キャンペーンがあります。世界の国・地域が一つずつの太陽系外惑星系、すなわち系外惑星とその主星(恒星)のそれぞれに名前を提案できるのです。
日本での名前募集を2019年6月28日に開始しました。提案の締め切りは9月4日正午です。個人でも団体でも名前を提案することができます。惑星、主星それぞれの名前(ラテンアルファベット4文字以上16文字以下)と、二つの名前についての解説文(命名テーマ)を投稿してください。解説文は日本語で200字以上400字以下にまとめてください。日本での募集では、日本語やアイヌ語や琉球語に由来するものが推奨されます。
提案された名前はまず、日本天文協議会で構成した一次選考委員会で数十件程度に絞られます。続いて、王貞治さん(元プロ野球選手・監督、小惑星に『王貞治』と命名された)、小川洋子さん(小説家)、KAGAYAさん(星景写真家、天文愛好家)、山崎直子さん(元JAXA宇宙飛行士)などの有識者から成る特別委員会で選考された最終候補がIAU本部に送られます。重複等の最終チェックの後に決定した名前が、12月にはIAUから公表され、末永く使用されることになります。
キャンペーンについての詳しい説明と応募方法は、「太陽系外惑星命名キャンペーン」のサイトをご参照ください。たくさんの皆さんからのご応募をお待ちしております。