しぶんぎ座流星群が極大(2019年1月)

しぶんぎ座流星群の放射点の位置を示した図(1月4日3時頃の東京の星空)
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

年始めの流星群を観察しよう

しぶんぎ座流星群(注1)は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群とともに三大流星群と呼ばれています。毎年安定して多くの流星が出現するペルセウス座流星群、ふたご座流星群と比べて、しぶんぎ座流星群は活動が活発な期間が数時間と短い上に、流星の出現数が年によって変化することで知られています。

今年のしぶんぎ座流星群の極大(注2)は、1月4日11時頃と予想されています。4日の夜明け前2〜3時間が観察に適した時間帯です。月明かりの影響はありません。日本で観察しやすい時間帯が極大からずれているため、その分流星数は少なくなると思われますが、まずまずの条件です。流星数は、空の暗い場所で、1時間あたり最大30個程度と予想されます。

  • (注1)流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来する。 本文へ戻る
  • (注2)流星群の活動における「極大」とは、観察場所や時刻、月の条件などは考慮せず、流星群自体の活動が最も活発になること、またはその時期をいいます。 本文へ戻る

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