自然科学研究機構 国立天文台

      

ほしぞら情報 2016年6月

月が火星・土星に接近

月が火星・土星に近づくようすを楽しもう!

2016年6月中旬 21時頃 東京の空
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日の入り後の南東から南の空では、てんびん座の中に火星が見えています。火星よりも少し東側、へびつかい座の中に土星も見られます。5月31日に地球に最接近した火星の見頃は、まだまだ続いています。最接近直後の月初にはマイナス2.0等、月末でもマイナス1.4等で明るく輝く火星は、月明かりの中でもよく目立つでしょう。

6月16日から19日にかけて、火星、土星に月が接近するようすを観察することができます。東京で観察した場合、月は6月17日23時15分に火星と約6度まで近づきます。続いて月は火星から離れ、6月19日9時58分には土星との見かけ上の角度が約3度まで接近します。最接近の瞬間は日本からは見られませんが、19日の未明には土星に近づきながら沈みゆく月が西の地平線付近に見られます。

参照:暦計算室ウェブサイト

国立天文台暦計算室の「こよみの計算」では、各地の日の出入り、月の出入り、月齢などを調べることができます。代表的な都市での惑星や月の見え方は、国立天文台暦計算室の「今日のほしぞら」で調べることができます。こよみ用語解説天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。