自然科学研究機構 国立天文台

メニュー

検索

      

ほしぞら情報 2016年5月

月が木星に接近

月と木星の共演を楽しもう!

2016年5月15日20時 東京の空
大きい画像をダウンロード:中解像度(1200 x 759) 高解像度(5500 x 3480)

宵の南から南西の空には、木星がひときわ明るく輝いています。5月15日には、この木星に月が見かけ上接近します。

地球が自転しているため、夜空の星は約24時間かけて私達のまわりを一周するように見えます。
月は地球の周りを公転しているために、公転で動いた分だけ動きが遅れ、背景の星に対して見かけ上、西から東へと、日々位置を変えていきます。移動の速さはなんと1日あたり約13度(月の直径の26倍)もあり、わずか27日あまりで夜空の星の中を一周します。
一方、木星は月に比べてあまり移動しないため、約1カ月に一回、月は木星の近くを通り過ぎていくことになるのです。

両者が見かけ上最も接近するのは東京では15時44分で、両者は約2度にまで近づきます。このときは昼間のため肉眼で木星を見ることはできませんが、宵空では上弦後の月と木星が寄り添うように輝くようすを観察することができるでしょう。

参照:暦計算室ウェブサイト

国立天文台暦計算室の「こよみの計算」では、各地の日の出入り、月の出入り、月齢などを調べることができます。代表的な都市での惑星や月の見え方は、国立天文台暦計算室の「今日のほしぞら」で調べることができます。こよみ用語解説天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。