天文データセンターとは
国立天文台や国内及び世界の観測装置によって得られた天文観測データの収集と発信窓口の役割を担い、国内外へのデータ発信、及びデータ解析のサポート等、天文データに関する高度でかつ総合的な機能を提供しています。また、大学共同利用機関の責務としてのデータ発信や計算機資源の提供のため、さらには、国立天文台内の研究や業務の基盤を担うため、 40Gbpsという超高速ネットワークの研究およびその構築と運用を行っています。データの発信にあたっては提供方針の統一と、世界的標準化や品質保証をはかり、国内外の天文学研究発展のための、良質で使いやすいデータ提供に努めています。また、国立天文台内各観測所(すばる、ALMA、野辺山、VERA、ひので、 RISE、岡山)との連携の下、天文データに関する計算機資源の総合化と共有化を進めています。国内外の研究機関との協力体制も広げつつ、大量のデータを元にして天文現象の多面的理解を目指すデータベース天文学の研究を推進しています。
天文データセンターによるデータ公開システム


