天文データセンターとは
国立天文台や国内及び世界の観測装置によって得られた天文観測データの収集と国内外への公開や発信、研究者が天文観測データを解析するためのサポートや研究を進めるための解析計算機環境の共同利用等、天文データに関する高度でかつ総合的な機能を提供しています。データの発信にあたっては提供方針の統一と、世界的標準化や品質保証をはかり、良質で使いやすいデータ提供に努めています。また、国立天文台内の各観測所(すばる、ALMA、野辺山、VERA、ひので、 RISEなど)や建設中または計画中のプロジェクトとも連携して、天文データの運用に関わる計算機資源や人的資源の統合や共有を進めており、国立天文台のデータ運用を支える屋台骨としての役割が期待されています。国内外の研究機関との協力体制も広げつつ、大量のデータを活用した天文現象の多面的理解を天文コミュニティと共に進めていきます。
天文データセンターの研究者向けデータサービス

