天文台の歴史(3)
近年,望遠鏡は大型化し,赤外線や重力波など新しい観測方法の開発も進んできました.日本中の天文学者が協力して装置の開発や研究を行うために,東京天文台は水沢の緯度観測所などと一緒になり,全国共同利用の研究所として,1988年国立天文台となりました.三鷹はその中心となっており,2000年から一部を常時公開するなど社会との交流を広げるよう努めています.