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令和8(2026)年暦要項の発表

国立天文台は、毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項(れきようこう)を発表しています。暦要項には、国立天文台で推算した翌年の暦(国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食など)を掲載しています。

今年は2月3日に「令和8(2026)年暦要項」を発表しました。以下は、主な内容です。

国民の祝日

元日1月1日
成人の日1月12日
建国記念の日2月11日
天皇誕生日2月23日
春分の日3月20日
昭和の日4月29日
憲法記念日5月3日
みどりの日5月4日
こどもの日5月5日
海の日7月20日
山の日8月11日
敬老の日9月21日
秋分の日9月23日
スポーツの日10月12日
文化の日11月3日
勤労感謝の日11月23日
  • 5月6日、9月22日は休日となります。
  • 9月22日は、前日の9月21日「敬老の日」および翌日の9月23日「秋分の日」が「国民の祝日」であるため「休日」となります(「国民の祝日に関する法律」第3条第3項)。

日食・月食

  • この年には、日食が2回、月食が2回あります。
  • 2月17日には金環日食がありますが、日本では見ることができません。
  • 3月3日には皆既月食があり、日本では全国で皆既食を見ることができます。
  • 8月13日には皆既日食がありますが、日本では見ることができません。
  • 8月28日には部分月食がありますが、日本では見ることができません。

これらの現象の詳しい状況や予報については、国立天文台 天文情報センター 暦計算室ウェブサイトで調べることができます。

暦要項について

国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視位置をはじめ諸暦象事項を推算し、「暦書」として「暦象年表」を発行しています。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項です。

昭和29(1954)年6月1日の官報に翌昭和30(1955)年の暦要項を掲載したのが最初で、昭和39(1964)年の暦要項からは、現在のように前年2月の最初の官報に掲載するようになりました。

暦要項、暦象年表の内容は、暦計算室ウェブサイトでご覧になれます。

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