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クランピン NASA科学局天文部長がすばるユーザーズミーティングで講演

クレジット:NASA

2024年1月24日、国立天文台三鷹キャンパスにて開催された「すばるユーザーズミーティング」(2024年1月23日から25日)の特別セッションで、米国航空宇宙局(NASA)本部の科学局天文部長のマーク・クランピン氏にご講演をいただきました。クランピン氏は、ジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡(JWST)のプロジェクトサイエンティストを長年務められ、また、かつてはハッブル宇宙望遠鏡用のカメラの開発を担当されるなど、装置開発・天文学研究から大規模プロジェクトのマネージメントまで、幅広い経験をお持ちです。

講演ではJWSTの最新の成果を紹介していただきましたが、開発にあたり苦労した点など、深く関わった方しか知り得ないお話があり、たいへん興味深いものでした。また、NASAがJWSTの後継プロジェクトとして位置づけている大型宇宙望遠鏡「ハビタブル・ワールド・オブザーバトリー(HWO)」についても紹介され、日本の参加への期待も示されました。HWOは2023年末より本格的な検討が始まり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)代表として2名の日本人研究者が派遣されています。

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