自然科学研究機構 国立天文台

太陽系外惑星命名キャンペーン2022

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太陽系外惑星命名キャンペーンのメインビジュアル
太陽系外惑星命名キャンペーンのメインビジュアル(クレジット: IAU OAO/NARIT)

国際天文学連合(IAU)は、国連が定める「持続可能な発展のための国際基礎科学年(IYBSSD2022)」の参加機関の一員として、さまざまな企画を予定しています。その一つである「太陽系外惑星命名キャンペーン2022」の開始が、2022年8月8日にアナウンスされました。関心のある皆さんが、太陽系外惑星(以下、系外惑星)とその主星に対して、名称を提案するチャンスです。

このキャンペーンを推進するのは、2012年に国立天文台内に設置され、IAUが国立天文台と協力して運営するIAU国際普及室(IAU OAO)です。今年で設立10周年となる同室の記念事業の一つでもあります。

「太陽系外惑星命名キャンペーン」は2015年、2019年にも行われましたが、今回はこれまでとは異なったルールになっています。

名称の提案ができるのは、複数名で構成されたチームです。チームは、天文学者、アマチュア天文家、天文愛好者、教員、学生や生徒といった、多様な構成員であることが望まれていますが、少人数で構成することも可能です。チームには、天文学を市民に普及するイベントを企画し実施すること、またそのレポートを作成することが求められています。

命名提案の対象となる天体は、20の系外惑星とその主星から成る組(系外惑星系)です。チームはこの中から一つの組を選び、系外惑星とその主星について、それぞれの名称案と共にその間に共通するテーマを、所定のフォームを用いて提案します。提案の際には、上記のレポートを添えなければなりません。実在した人物や国・都市の名称は提案できないなど、これまでとは異なるルールに注意が必要です。締め切りは、提案するチームの国・地域の現地時で11月11日です。

提案された名称は、まずそれぞれの国・地域で選考されます。そして各国・地域で選ばれた一つの提案が、IAUのワーキンググループを中心とする最終選考に進みます。最終選考の結果は2023年3月までに発表される予定です。なお、国・地域の選考委員は、名称の提案をするチームに参加することはできません。日本の選考委員会は、IAU副会長で国立天文台上席教授の渡部潤一さんをはじめとするメンバーで構成されます。

このキャンペーンについての詳細は公式ウェブサイトNameExoWorlds(英語)を参考にしてください。皆さんからの名称の提案をお待ちしています。

このキャンペーンについての日本語でのお問い合わせ先
NEW2022jp@ml.nao.ac.jp

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