自然科学研究機構 国立天文台

常田国立天文台長が日本学士院賞を受賞

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常田佐久 国立天文台長
常田佐久 国立天文台長

このたび、常田佐久(つねたさく)国立天文台長が日本学士院賞を受賞しました。受賞対象となった研究課題は「太陽観測衛星による太陽電磁流体現象の研究」です。

常田台長は、おもに宇宙空間からの太陽の観測研究に長く携わり、太陽観測衛星「ようこう」や「ひので」に搭載したX線望遠鏡や可視光望遠鏡の開発と運用を主導しました。そして、太陽物理学の根源的問題であるコロナ加熱や太陽磁場の生成機構の理解となる観測結果を次々ともたらしました。さらに、衛星観測で得られたデータの即時公開に尽力し、世界の研究者に広く利用されました。このような研究活動の成果は、海外の太陽観測衛星計画にも大きな影響を与えました。また、衛星計画と並行して観測ロケット等を利用した観測装置の開発と飛翔実験を続け、多くの人材を育成しました。

今回の受賞は、これまでの常田台長の研究実績が評価されたものです。

常田台長は、太陽研究の業績により、第12回 井上学術賞(1995年度)、日本天文学会 林忠四郎賞(2009年度)などを受賞しています。2013年4月から5年間宇宙航空研究開発機構理事・宇宙科学研究所長を務めた後、2018年4月1日付けで自然科学研究機構 国立天文台長に就任しています。

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