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平成31(2019)年暦要項の発表
国立天文台は、毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項(れきようこう)を発表しています。暦要項には、国立天文台で推算した翌年の暦(国民の祝日、日曜 表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食など)を掲載しています。
今年も2月1日に「平成31(2019)年暦要項」を発表しました。以下は、主な内容です。
平成31(2019)年の国民の祝日(注1)
元日 | 1月1日 |
成人の日 | 1月14日 |
建国記念の日 | 2月11日 |
春分の日 | 3月21日 |
昭和の日 | 4月29日 |
憲法記念日 | 5月3日 |
みどりの日 | 5月4日 |
こどもの日 | 5月5日 |
海の日 | 7月15日 |
山の日 | 8月11日 |
敬老の日 | 9月16日 |
秋分の日 | 9月23日 |
体育の日 | 10月14日 |
文化の日 | 11月3日 |
勤労感謝の日 | 11月23日 |
- この年には日食が3回、月食が2回、水星の日面経過(注2)が1回あります。
- 1月6日には部分日食があり、日本では全国で部分食を見ることができます。
- 1月21日には皆既月食がありますが、日本では見ることができません。
- 7月3日には皆既日食がありますが、日本では見ることができません。
- 7月17日には部分月食があります。日本では、南西諸島、九州地方、四国地方(東部を除く)、中国地方(東部を除く)で見られますが、月食が始まってまもなく月が沈みます。
- 11月11日から12日にかけて水星の日面経過がありますが、日本では見ることができません。
- 12月26日には金環日食があります。日本では全国で部分食を見ることができますが、東日本や北日本では日食の途中で太陽が沈みます。
これらの現象の詳しい状況や予報については、国立天文台 天文情報センター 暦計算室ウェブサイトでも調べることができます。
暦要項について
国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視位置をはじめ諸暦象事項を推算し、「暦書」として「暦象年表」を発行しています。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項です。
昭和29(1954)年6月1日の官報に翌昭和30(1955)年の暦要項を掲載したのが最初で、昭和39(1964)年の暦要項からは現在のように前年2月の最初の官報に掲載するようになりました。暦要項、暦象年表の内容は、暦計算室ウェブサイトでご覧いただくことが可能です。