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教員研修講座「理科授業のための天文セミナー 2015 ~高原で学ぶ宇宙~」の参加者募集中

国立天文台は、小学校の教員の皆さんと中学校理科を担当する教員の皆さんを対象に、2015年8月11日から13日の2泊3日で「理科授業のための天文セミナー 2015 ~高原で学ぶ宇宙~」を実施します。
小中学校で理科を教えている教員の皆さん、「天文分野は苦手だ」なんて思っていませんか。星や宇宙は好きだけれど、夜空を見てもよくわからないし、望遠鏡を使った経験もない、という方も少なからずいるようです。 そんな皆さんに、まずは「ホンモノの星空」を見ていただき、その上で理科授業の中で子供たちに一番伝えたいことは何かを考えていただきたい、という思いで本講座を企画しました。
今年度の開催地は、大空青く澄み渡る清里、野辺山高原。開催時期は、おりしも三大流星群のひとつ「ペルセウス座流星群」の活発な活動が期待される頃です。流れ星の観察や望遠鏡による天体観望などの星空に親しむ活動を通じて、星の運行、明るさや色といった学習指導は、ご自身の実感に裏付けられたものとなるでしょう。さらに、学びの一貫性という視点から小学校・中学校教員の合同の研修としました。
研修2日目には、日本の電波天文学のメッカである野辺山宇宙電波観測所を訪問します。電波望遠鏡を見学し、これを使い日々宇宙の探求に携わっている天文学者の話を直接聴く貴重な機会となるでしょう。
実施日は、2015年8月11日(火曜日)から13日(木曜日)の2泊3日です。 募集期間は6月22日(月)午前10時から7月15日(水)午後2時までです(定員40名、先着順)。 内容の詳細とお申込み方法は、「理科授業のための天文セミナー 2015 ~高原で学ぶ宇宙~」申し込みのページをご覧ください。