• トピックス

2013年度日本学士院賞に家正則教授

国立天文台TMTプロジェクト室長(ハワイ観測所および光赤外研究部併任)家正則教授に、このたび2013年度の日本学士院賞が贈られることになりました。

家さんは、すばる望遠鏡が誇る主焦点カメラSuprime-Camと独自に開発した特殊フィルターなどを駆使して原始銀河の探索に注力され、共同研究者とともに128-129億年前の銀河を次々と発見されました。2006年と2012年には当時人類が知る最古(最遠方)の銀河であるIOK-1やSXDF-NB1006-2を発見されました。またこれらの観測から、宇宙再電離がこの頃急速に完了に向かったことを示すなど、大きな成果を挙げられました。今回の受賞は家さんの長年の研究業績が評価されてのものです。

授賞式は2013年6月に行われる予定です。

関連リンク

このページをシェアする