- 研究成果
中間赤外線で見た土星リングの姿 〜明るく輝く「カッシーニのすき間」〜

国立天文台とカリフォルニア大学の研究チームは、すばる望遠鏡が撮影した土星の赤外線画像を使って、リングの明るさや温度を細かく測定することに成功しました。その結果、可視光では常に暗い「カッシーニのすき間」や「Cリング」が中間赤外線で明るく見えていたこと、そして見え方には季節変化があることがわかりました。土星リングの性質を知る上で重要な知見です。
国立天文台とカリフォルニア大学の研究チームは、すばる望遠鏡が撮影した土星の赤外線画像を使って、リングの明るさや温度を細かく測定することに成功しました。その結果、可視光では常に暗い「カッシーニのすき間」や「Cリング」が中間赤外線で明るく見えていたこと、そして見え方には季節変化があることがわかりました。土星リングの性質を知る上で重要な知見です。