自然科学研究機構 国立天文台

横顔が輝く宇宙灯台:謎の超高輝度X線パルサーの正体をスパコンがあばく

研究成果

「新タイプの宇宙灯台モデル」の想像図
「新タイプの宇宙灯台モデル」の想像図 オリジナルサイズ(2MB)

X線で通常の何百倍も明るい天体は、ブラックホールに多量のガスが流れ込んで明るく光っていると考えられていました。しかし最近この明るい天体のなかに周期的な明滅を示すものが発見され、その正体が大問題となりました。ブラックホールでは周期的な明滅は起こらず、一方でブラックホール以外の天体では明滅は可能でも明るく光るのは難しいとされていたからです。国立天文台の川島朋尚氏らの研究グループは、大量な柱状のガスの横顔が輝く「新タイプの宇宙灯台モデル」を提唱し、スーパーコンピュータ「アテルイ」による計算で、中性子星でもブラックホールと同程度に明るく光り得ることを示しました。これは、従来の考え方に見直しを迫る結果です。

この研究成果は、2016年9月8日発行の『日本天文学会欧文研究報告』オンライン版に掲載されました(A radiation-hydrodynamic model of accretion columns for ultra-luminous X-ray pulsars)。

詳しくは、横顔が輝く宇宙灯台:謎の超高輝度X線パルサーの正体をスパコンがあばく(天文シミュレーションプロジェクト)をご覧ください。

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