自然科学研究機構 国立天文台

アルマ望遠鏡、観測史上最遠方の酸素を捉える

研究成果

図
今回酸素ガスが検出された銀河SXDF-NB1006-2の想像図。巨大な若い星たちが放つ強烈な光によってガスが電離されている様子が描かれています。 オリジナルサイズ(3.83MB)

大阪産業大学の井上昭雄准教授、東京大学の田村陽一助教、国立天文台の松尾宏准教授をはじめとする研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、131億光年かなたの銀河に電離した酸素ガスがあることを初めて突き止めました。これは、観測史上最遠方の酸素の発見です。酸素ガスは多数の若くて巨大な星によって電離されていると考えられ、いまだ謎に包まれている「宇宙再電離」を探る重要な手がかりになります。今回アルマ望遠鏡で「宇宙再電離」期の酸素を検出できることが実証されたことで、この謎の解明にアルマ望遠鏡が大きな役割を果たすことが期待されます。

この研究成果は、Inoue et al. “Detection of an oxygen emission line from a high redshift galaxy in the reionization epoch”として、2016年6月16日(日本時間6月17日)発行の米国の科学雑誌『サイエンス』オンライン版に掲載されました。

詳しくは、アルマ望遠鏡、観測史上最遠方の酸素を捉える(アルマ望遠鏡)をご覧ください。

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