• 研究成果

巨星を回る新たな惑星系の発見

概要

東工大、国立天文台、広島大、兵庫県立大などの研究グループは、188cm望遠鏡と高分散分光器HIDESを用いた観測により、新たに6つの惑星と2つの褐色矮星を発見しました。

6つの惑星はすべて巨大ガス惑星と考えられ、それぞれ別々の恒星の周りを公転しています。この中には、これまでに巨星の周りで見つかった惑星の中で最も軽いものや、最も重い巨星を回る惑星などが含まれています。一方、2つの褐色矮星は1つの同じ恒星の周りを公転しています。

今後も着実に観測を続けることによってさらに多くの系外惑星系が発見され、惑星の形成と進化に対する理解が一層進むことが期待されます。

この研究論文は、日本天文学会欧文研究報告(PASJ)2013年2月25日号に掲載される予定です。

解説動画

この研究成果は岡山天体物理観測所 特別公開2012の特別講演「第二の地球はあるか -太陽系外惑星探し-」講師:佐藤文衛 (東京工業大学大学院 准教授)において解説されました。

岡山天体物理観測所 特別公開2012 特別講演での本件の解説部分
講演を最初から視聴する

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