自然科学研究機構 国立天文台

アルマ望遠鏡が明らかにした、太陽系外惑星のはたらき

研究成果

アメリカの研究者を中心とする研究チームはアルマ望遠鏡を用いて、みなみのうお座の1等星フォー マルハウトを観測し、電波観測としては最も高い解像度でフォーマルハウトを取り巻く塵の環の撮影に成功しました。その環は内側と外側の境界が非常にはっきりとしており、この環の両側を見えない惑星が回っている可能性が高いことがわかりました。この二つの惑星の重力によって、環を構成する塵が掃き集められていると研究者たちは考えています。

この結果は、2011年9月から開始されたアルマ望遠鏡初期科学観測に対して全世界から公募された観測研究のなかで、最初の成果となります。

画像:フォーマルハウトの周囲の細い塵の環。ハッブル宇宙望遠鏡が可視光で撮影した画像(青色で着色)に、アルマ望遠鏡の電波観測結果(黄色に着色)をかさねたもの。フォーマルハウト自体は、環の中央の電波が強い箇所に位置している。
CREDIT: A.C. Boley (University of Florida, Sagan Fellow), M.J. Payne, E.B. Ford, MShabran (University of Florida), S. Corder (North American ALMA Science Center, National Radio Astronomy Observatory), and W. Dent (ALMA, Chile), NRAO/AUI/NSF; NASA, ESA, P. Kalas, J. Graham, E. Chiang, E. Kite (University of California, Berkeley), M. Clampin (NASA Goddard Space Flight Center), M. Fitzgerald (Lawrence Livermore National Laboratory), and K. Stapelfeldt and J. Krist (NASA Jet Propulsion Laboratory)

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