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2018年1月31日夜、皆既月食の色を観察するキャンペーンを実施
2018年1月31日(水曜日)の夜、地球の影の中に月がすっぽりと入り込む「皆既月食」が起こります。今回日本は条件がよく、日本全国で月食の始まりから終わりまでをすべて見ることができます。
国立天文台では、この機会に多くの方に皆既月食を観察していただこうと、「皆既月食を観察しよう 2018」キャンペーンを行います。
皆既食中の月は、真っ黒にはならず、よく「赤銅色(しゃくどういろ)」と表現される赤黒い色になります。しかも、いつも同じ色というわけではなく、色は皆既月食ごとに変化することが知られています。このキャンペーンでは、特に月の「色」に注目しています。皆既食中の月が今回どのような色に見えるのかを観察し、キャンペーンサイトから国立天文台に報告してください。報告は10分おきに自動集計されます。皆さんからたくさんの報告が集まれば、今回の皆既月食の、月の色の傾向がわかるかもしれません。
パソコンやスマートフォンで簡単に報告することができますので、ぜひ皆さんお気軽にご参加ください。
今回の月食の見え方や月食の起こる仕組み、観察方法などの詳しい情報については特集ページをご覧ください。