国立天文台 メールニュース
No.122(2013年12月27日発行)理科年表 平成26年度版 刊行、ほか
_____________________________________________________________________ 国立天文台 メールニュース No.122 (2013年12月27日発行) _____________________________________________________________________ 国立天文台のイベントや研究成果、注目したい天文現象や新天体発見情報 などを、メールでお届けする不定期発行のニュースです。 どなたでも無料でニュースを受け取ることができます。 ----------------------------------------------------------- もくじ ■理科年表 平成26年版 刊行 ■初日の出の情報 ----------------------------------------------------------- ■理科年表 平成26年版 刊行 「理科年表」(国立天文台 編) は、暦、天文、気象、物理/化学、地学、 生物、環境の7部門からなる科学全般を網羅したデータブックです。その平成 26年版が刊行されました。 暦部では、朔や二十四節気から推算している旧暦が、2033年には決まらなく なる可能性について解説した「旧暦2033年問題について」というトピックスを 設定しました。 天文部では、2013年2月のロシアへの隕石落下や小惑星の探査などで注目を 浴びている小惑星、隕石に関連する「小惑星と隕石の物理的特性」について、 項目を増設し内容を充実させました。また、天文衛星プランクによる宇宙マイ クロ波背景放射の観測成果から新たに求められた宇宙年齢や元素量などについ て解説した「宇宙の年齢が1億年延びた?」、2013年から本格運用を開始した アルマ望遠鏡の初期成果について解説した「電波望遠鏡ALMAの初期成果」を、 トピックスとして採り上げています。 また、物理/化学部では基礎物理定数の見直しをしたほか、地学部では、世 界のどこで地震が頻発しているのかが分かる分布図を大幅に改訂しました。そ のほかにも、さまざまな改訂を行っています。 理科年表平成26年版をどうぞご利用ください。 環境に関するあらゆる分野の情報を網羅したデータブック、理科年表シリー ズ「環境年表 平成25・26年版」も刊行されました。併せてご利用ください。 ▽理科年表オフィシャルサイト http://www.rikanenpyo.jp/ ▽よくある質問 「旧暦」ってなに? http://www.nao.ac.jp/faq/a0304.html ■初日の出の情報 新しい年を迎えるにあたり、初日の出を見に出かけようと考えている方も多 いのではないでしょうか。 国立天文台ウェブサイトでは、初日の出の時刻についての情報を提供してい ます。都道府県庁所在地のほか、富士山頂や犬吠埼といったお問い合わせの多 い場所での初日の出の時刻と方位角の一覧を公開しています。また、暦計算室 の「2014年 初日の出情報」では、市町村名などを使って初日の出の時刻と方 位角が計算できるようになっています。どうぞご利用ください。 ▽ほしぞら情報 2014年 初日の出 http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2014/0101-sunrise.html ▽国立天文台 天文情報センター 暦計算室 2014年 初日の出情報 http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/ 国立天文台 メールニュースの2013年の発行は今号が最後となります。 2014年も、引き続きご愛読くださいますようよろしくお願いいたします。 _____________________________________________________________________ 発 行:国立天文台 天文情報センター 広報室 発行日:2013年12月27日 _____________________________________________________________________