月が木星・火星に接近(2022年8月)

月が木星・火星に相次いで接近
8月12日から13日にかけて土星と接近した月は、15日に木星、19日に火星と相次いで明るい惑星に近づいていきます。この時期の木星と火星は、地平線から昇ってくる時刻で比べると2時間半近く違うぐらい離れているのですが、月はその間をわずか4日で移動してしまいます。惑星の位置と月の位置を比べながら毎日観察すると、月が移動していく速さ(地球の周りを公転する速さ)を体感することができるでしょう。
(参照)暦計算室ウェブサイト:国立天文台暦計算室の「こよみの計算 」では、各地の月の出入り時刻、惑星の出入り時刻などを調べることができます。また暦象年表の「太陽系天体の出入りと南中」でも、各地の惑星の出入り時刻などを調べることができます。「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。