月が火星に接近(2021年2月)
西の空で火星に近づく月を見てみよう
日が沈んで暗くなると、西の空の高い位置に火星を見ることができます。昨年(2020年)10月に地球に最接近した頃よりずっと暗くなりましたが、それでも約0.8等と目立つ明るさです。
18日、19日に、この火星に月が接近します。
18日に空を見上げると、月は火星の下に見えています。翌19日になると、動きの速い月は大きく移動し、火星の左上に位置するようになります。月は翌日20日に上弦(半月)を迎えるためやや明るいのですが、月のそばで月明かりに負けずに光る火星を探してみてはいかがでしょう。
(参照)暦計算室ウェブサイト:「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。「こよみの計算」では、各地の太陽や月、惑星の出入りの時刻や方位などを調べることができます。