月が木星、土星に接近(2020年10月)

宵の南の空に注目しよう!
10月下旬、日の入りから1時間ほどたち辺りが暗くなってきた頃、南から少し西よりの空には木星と土星が寄り添うように輝いています。秋の星座が主役の星空の中で、2つの惑星はとてもよく目立っています。
10月22日から23日にかけて、これら2惑星の近くに上弦の頃の月が見えます。特に22日は東側(左側)から土星、木星、月がほぼ等間隔に並び、美しい眺めになるでしょう。この後、木星と土星は次第に早く沈むようになります。年内は、2つの惑星が仲良く並んで輝く様子や、時折月が近くを通り過ぎる様子を楽しむことができるでしょう。
(参照)暦計算室ウェブサイト:「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。