月が火星と木星、土星に接近(2020年3月)

月の変化を観察しよう!
3月18日から20日にかけては、日ごとに変化する月の位置と形を観察するチャンスです。
日の出前の南東の空は、火星、木星、土星の3つの惑星でにぎやかです。18日から20日にかけて、下弦を過ぎて細くなりつつある月が、この3惑星のそばを通り過ぎていきます。
3月18日の日の出前、南東の方角には月と3つの惑星が、右上から、月、火星と木星、土星の順番で、ほぼ等間隔に並んで見えます。19日の日の出前には、より細くなった月は土星の右下へと位置を変えます。20日の日の出前には、月はさらに移動し、火星と木星、土星、そして一層細くなった月の順番に並びます。明るい惑星たちを目印に、日ごとに大きく位置と形を変える月の様子を観察してみましょう。
(参照)暦計算室ウェブサイト:「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。暦象年表では、太陽や月、惑星の出入りの時刻や方位などを調べることができます。