職種紹介

国立天文台には、様々な職員が在職しています。職務内容によって以下のように大別されます。

研究教育系

研究教育系職員は、広く天文学に関する研究活動に従事します。国立天文台の研究系職員は、自身の研究テーマの推進だけでなく、プロジェクトのマネージメント、大型の天体望遠鏡や天文観測機器の運用や開発、専門知識に基づく広報活動など、多岐にわたる業務を担っています。また、国立天文台は総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻の基盤機関となっており、同専攻、あるいは他大学に在籍して天文学を学ぶ学生に対して、研究指導・教育も行います。

定年制の職と、雇用期間に定めのある職があります。研究教育系職員は、多くの場合、天文学に関する学位の取得を必要条件とする公募により募集し、選考を経て採用します。

自立した極めて優秀な若手研究者を対象とする国立天文台フェローという職員採用制度もあります。

国立天文台の研究員制度

技術系

技術系職員は、高度な専門的技術に基づき、大型の天体望遠鏡の保守、天文観測機器・ソフトウェアの開発・設計、ネットワークインフラの管理・保全・運用など、研究活動を技術面で支える業務に従事します。

定年制の職と、雇用期間に定めのある職があります。新規採用時より定年制が適用される職は、国立大学法人等職員採用試験合格者または公募により、選考を経て採用します。有期職は、原則として公募により募集し、選考を経て採用します。

事務系

事務系職員は、会議運用、人事・給与・労務管理、研究支援、大学院教育支援、国際化推進、財務管理、物品調達、建物・附属設備の管理や保全など、研究活動および機関運用を支える多様な業務に従事します。

定年制の職と、雇用期間に定めのある職があります。新規採用時より定年制が適用される職は、国立大学法人等職員採用試験合格者から選考を経て採用します。有期職は、原則として公募により募集し、選考を経て採用します。

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