自然科学研究機構 国立天文台

Scientific Goals and Missions—アルマプロジェクト

Purpose

日米欧の三者による国際協力プロジェクトとして、南米チリのアタカマ高地(標高5000m)に口径12mアンテナ(54台以上)および口径7mアンテナ(12台)の高精度電波望遠鏡等から構成される「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計」を建設・運用し、天体の材料物質(低温ガス・塵)をミリ波サブミリ波観測でとらえ、惑星系や銀河等の形成過程を解明することや生命関連分子の発見を目指す。

Missions

本プロジェクトのミッションを以下に記す。

  1. 安定した望遠鏡の運用を実現し、最大限の観測時間を利用可能とし、そしてより広範なコミュニティーに拡大するためにユーザーにとって使い勝手の良い運用システムを供する。
  2. 最先端の観測所を運用・維持し、そして発展させていくことにより、高品質なデータを準備し、そのデータセットを科学コミュニティーへと供する。
  3. より幅広い分野からの科学要求に即した研究成果が出されると共に、その成果に対して科学コミュニティーからの正当な評価を得る。

Primary Scientific Goals

本プロジェクトの主要科学達成目標を以下に記す。

  1. 原始惑星系円盤等の観測から、円盤構造の多様性を明らかにし、系全体における惑星の形成と進化の過程を検証する。
  2. 遠方から近傍に至る多様な銀河を観測し、宇宙史における銀河の形成過程とその時期に迫るとともに、宇宙再電離期の銀河の特徴を明らかにする。
  3. 生命の起源に関するさまざまな物質の探査を実施し、生命関連の物質等の発見に結びつく萌芽研究を行う。

Target Date

2023年3月末