国立天文台トップページ > キャンペーントップ

キャンペーンの結果

このページでは、「アンタレス食を計ろう」キャンペーンの結果をご報告します。

概要潜入時間出現時間観察手段と観察結果感想

概要

全部で138件の書き込みをいただきました。キャンペーンへのご参加ありがとうございました。

以下で、報告をいただいた項目の集計結果をご覧ください。(「Q1観察地」でそれぞれの観察地の名前をクリックすると、観察地ごとの集計結果をご覧いただけます)今回のキャンペーンでは、参加された人数こそ少なかったものの、観察時の様子や機材など詳しい状況まで報告してくださった方が多くいらっしゃいました。

Q1.観察地

北海道:3  青森県:0  岩手県:1  宮城県:2  秋田県:0  山形県:0  福島県:2  茨城県:1  
栃木県:0  群馬県:0  埼玉県:5  千葉県:5  東京都:30  神奈川県:12  新潟県:1  富山県:1  
石川県:0  福井県:0  山梨県:3  長野県:4  岐阜県:3  静岡県:2  愛知県:8  三重県:2  
滋賀県:1  京都府:2  大阪府:7  兵庫県:6  奈良県:2  和歌山県:1  鳥取県:0  島根県:2  
岡山県:5  広島県:3  山口県:0  徳島県:3  香川県:0  愛媛県:4  高知県:1  福岡県:5  
佐賀県:0  長崎県:0  熊本県:3  大分県:2  宮崎県:1  鹿児島県:3  沖縄県:2  海外:0  

Q2.潜入

見えた67||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  (48.6%)
見えない47||||||||||||||||||||||||||||||||||  (34.1%)
天候が悪い24|||||||||||||||||  (17.4%)
計:138

Q3.出現

見えた104|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  (75.4%)
見えない18|||||||||||||  (13%)
天候が悪い16|||||||||||  (11.6%)
計:138

Q4.観察手段

肉眼35||||||||||||||||||||  (20.3%)
双眼鏡71|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  (41.3%)
望遠鏡66||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  (38.4%)
のべ数:172

▲ページの先頭へ

潜入時間

都道府県別の潜入時間の平均を色で表現してみました。

時間が遅いほど濃い緑色で表されています。格子模様のところは、データのないところです。

残念ながらサンプル数があまり多いとはいえないため、精密ではありませんが、北西から月が入ってきて東に抜けていく様子は傾向として分かるかと思います。

▲ページの先頭へ

出現時間

都道府県別の出現時間の平均を色で現してみました。

時間が遅いほど濃い赤色で表されています。格子模様のところは、データのないところです。

残念ながらサンプル数があまり多いとはいえないため、精密ではありませんが、月が西から東に抜けていく様子は傾向として分かるかと思います。

▲ページの先頭へ

観察方法と見え方

明縁から潜入し暗縁から出現したため、潜入は見づらく出現は見やすかったという傾向がはっきりと出ています。

潜入については、望遠鏡を使った場合は見えた方が多かったのですが、双眼鏡や肉眼ではあまり芳しくなかったようです。一方、出現のほうは双眼鏡と望遠鏡での「見えた」「見えない」にそれほど差がないことが分かります。

複数の方法で観察された方からは、双眼鏡や望遠鏡で見えてからと、肉眼で見えるまでの間に時間差があったというコメントもありました。月の明るさのために、出現直後のアンタレスを肉眼で見るのは難しかったのでしょう。

▲ページの先頭へ

感想

報告いただいた方々の多くから、様々な感想をいただきました。ここでは、その一部を紹介します。

今回は、機材や時間を測定した方法など細かい状況をご報告くださった方が目立ちました。

一方で初めて観測に挑戦されたという方々もいらっしゃいました。

また、双眼鏡や望遠鏡では、出現の時に伴星が先に見え、数秒後に主星が見えると言う興味深い現象を観察した方もいらっしゃいました。

接食が予想された沖縄では、残念ながら天候が悪かったとのご報告をいただいています。

▲ページの先頭へ

本サイトについてお問い合わせ